ヨーロッパロングドライブ雑感

スタッフ通信

いつもメルマガをご覧頂きありがとうございます。
フェリタス社会保険労務士法人の三富です。
今日はいつもとちょっと志向を変えて、先月行ってきた旅行のことについて書かせて頂きます。
拙い旅行記ですが、読んで頂けると嬉しいです。

4月27日~5月7日まで9泊11日、ヨーロッパ5か国の旅に行ってきました。
日程は以下の通りです。
羽田→ミュンヘン(ドイツ) → ザルツブルグ(オーストリア) → ウィーン(オーストリア) →ブダペスト(ハンガリー) → ウィーン → アウシュヴィッツ(ポーランド) → プラハ(チェコスロバキア/2泊) → フッセン(ドイツ)→ 日本

羽田⇔ミュンヘン(飛行機)ウィーン⇔ブダペスト(国際列車)以外は全てレンタカーで回りました(もちろん運転は主人!)
走行距離は約2,000キロ、
当然ながら1日の半分はひたすらドライブ、
高速道路は130キロで走ってもどんどん抜かれ、
石畳の市街地ではトラムに煽られ、
中世の古い町並みに駐車場があるはずもなく、
アンティークなホテルは素敵だけどもちろんエレベーターなどなく、
10日分の荷物の入ったキャリーバッグを階段で運び(主人)、
英語さえ通じないレストランで「直感」で料理を注文し、
4つの言語と4つの貨幣にあたふたし、
…とにかくいろんな汗をたくさんかきました。。。

それでも今こうして旅行記を書こうとすると、たくさんの美しい景色や楽しかった出来事が蘇ってきます。

毎日違う街にいたので、皆さまにお伝えしたいことはたくさんあるのですが、
残念ながらとてもこの紙面では書ききれませんので、写真だけ少し掲載させてもらいました。

でも、そんな楽しかったこの旅のことを思い出そうとすると必ず一瞬、鮮やかに蘇ってくるのは、ポーランドのアウシュヴィビッツ収容所を見学した日のことなのです。
「どうせ近くまで行くのなら訪れてみようかな」くらいの軽い気持ちで日程に入れたナチスドイツの強制収容所ですが、やはり聞くと見るとでは大違いでした。

行先も知らされないまま、着の身着のままで列車に載せられ、行きついた先で待っていたものの悲惨さは、皆さんにお伝えできる言葉が未だにみつかりません。
今は実際に使われていた建物の一部が博物館になっていて、当時の様子が展示されています。
入り口にはドイツ語で「労働は自由を作る」という皮肉な言葉が掲げられた門があり、収容される人達は「働けば自由になれるかもしれない…」と淡い期待を抱いて門をくぐったのでしょうか?

私たちが訪れた日は良く晴れた気持ちのいい日でしたが、広大な敷地の中、かつて高圧電流が流されていた延々と続く有刺鉄線や、絶えず銃口が向けられていたという監視塔の真ん中に実際に自分が立ってみると、そこで亡くなった人たちの絶望が伝わってきました。
同情とか哀れみとは違う、「心をつき動かされる衝撃」を受けました。
この日は移動距離が特に長く、滞在時間も数時間だったのですが、この日の事はこれからもずっと忘れられないと思います。
何もしていない人たちを
普通に殺すだけではなぜ済ませられなかったのか?
なぜ苦しめて苦しめ抜いてから死なせたのか?
同じ人間としてこれからも目を背けずに自分に問い続けて行きたいと思っています。

最後になりましたが、忙しくてお休みが取れない中、嫌な顔ひとつせず快くこの旅に送り出してくれた事務所スタッフの仲間への感謝の気持ちで旅行記を締めくくらせて頂きます。
みんな、ありがとう!