より少なく、しかしより良く

最近、「エッセンシャル思考」という考え方に出会いました。
きっかけは、何気なく本を読んでいたときのこと。
たまたま目に入った言葉だったのですが、なんだか妙に心に引っかかりました。
私は、気になったことは「やってみたい」と思うことが多いタイプだと思っています。(長続きすることは少ないのですが。)
「これ、やってみたい」
「面白そう」
「せっかくなら、これも知っておきたい」
そんなふうに、あれもこれもと手を出してしまう。
それはそれで楽しいのですが、ふと振り返ると、
「ちょっと多いな」「なんだか気持ちが忙しいな」
と感じることがありました。
もしかすると、選ばないことを「もったいない」と感じていたのかもしれません。
せっかくの機会なのだから。
知らないままでは損をするかもしれない。
今しかできないかもしれない。
そんな気持ちが、知らないうちに「全部持っておこう」「全部やってみよう」につながっていたのかなと思います。
でも、エッセンシャル思考に触れていて、少し考え方が変わりました。
本当に自分が心をひかれるもの。
大切にしたいと思うもの。
実は、そういうものは思っているよりずっと少ないのかもしれません。
たとえば、洋服の片づけをしているとき。
「いつか着るかもしれない」
「まだ着られるし」
と、なんとなく捨てられない服があります。
でも、もし今この服を持っていなかったとして、
「これに改めてお金を払って買いたい?」
と聞かれたら……。
案外、「そこまでではないな」と思うものもあります。
それなのに、自分がすでに持っているものだと、なぜか価値が高く見えてしまう。
これって、洋服に限ったことではないのかもしれません。
「どうしたら、もっとたくさんのことができるだろう?」
ではなく、
「本当に大切なことは何だろう?」
「何をやって、何をやらないのか?」
そうやって選んでいく。
まだまだ練習中ですが、これからはそんな考え方を、自分の中心に置いていきたいと思っています。
大切なものをちゃんと大切にできるように、
「より少なく、しかしより良く」。
そんなふうに、少しずつ身軽になっていけたらと思います。
(ペンネーム/お月見は大好き)
