卒業

スタッフ通信

みなさん、こんにちは。
もう2月も終わり。そろそろ「卒業」という言葉を耳にすることも多くなる時期ですね。
ただ、社会人歴も長くなると、そういった言葉にもピンと来ることもなく、毎年、「春を迎え、暑い夏が来て・・・」とあっという間に1年が終わってしまう気がする人は私だけではないかと思います。

 

もちろん、お子さんが「学校を卒業する」という方もいらっしゃるかもしれませんが、先日、大人が何かを「卒業」したときに、私もその場に立ち会えました。

というのも、私の子供が所属している野球チームでは、その地域のイベントで年に3回、小学校低学年の子だけの大会があり、それが親子大会なので、参加する子供の母親も参加します。(父親は、レベルが高くなってしまうので、参加できないそうです^^;)

先日、今年度最後の大会があり、私たちチームでも今回で最後という親子が何組かいたのですが、その中の一人のお母さんが、上のお子さんたち数名から、コロナで開催がなかったときもありますが、19年連続参加され、今回で本当に最後、ということでした。

そのお母さん自身、昔は野球関連の経験もあるので、毎回ホームランを期待され、ご本人もそれを目指していらっしゃり、打順はいつも一番最後。(小さい子向けなので、「野球」と少しルールが違い、ホームランを打てそうな人は打順を最後にするほうがいいそうです。)
今回は、運よく私たちチームは決勝まで進み、決勝では後攻だったため、そのお母さんがこの試合としても打つのは最後。
私は、そのお母さんが打つのを背中から見ていて、勝手に19年もの歴史を考え、胸がいっぱいになってしまいました。
最後の一打は、ホームランにはなりませんでしたが、私では絶対に打てないようなヒットでした。かっこよかったです。

最近は本当に、「卒業」「入学」「新生活」というような、何かの区切りとは縁がない生活を送っていますが、先日は久しぶりに、そういった感覚を思い出せたような気がします。(自分のことではないですが・・・)

さて、そんな私はと言いますと、今年度3回の親子大会のうち、1回目は、大会の数日前に家の階段から落ちて足負傷のため不参加、2回目は参加させてもらいましたが、先日の3回目は、直前の練習で頑張りすぎたのか体調を崩し不参加。。。なんとも情けないです。
とりあえず、体力作りが私の課題です^^

(ペンネーム/ワンコの散歩でもよく転ぶ)