いまここにおもう

スタッフ通信

皆さんこんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。

わたしはここ最近、日々の出来事を通して、色々なおもいを巡らせることがあったのですが、その度に、気持ちというのはなんて複雑なものなのだろうと感じ、
また、なんだか答えが出ないまま、悶々とすることが少なくありませんでした。

だからという訳ではありませんが、わたしは、文章を書く上で何かを「おもう」という表現をする際、「おもう」という言葉に、漢字を当てはめることを止めました。
とはいえ、それはいまに始まったことではなく、意識をしたのは確か、中学を卒業するくらいの頃だったと記憶しています。

「おもう」には、さまざまな漢字がありますよね。
思う、想う、意う、念う、懐う、憶う、惟う・・

意外にも沢山あってビックリしているところですが、学校で漢字を覚え、自分の中で語彙も増えていくと同時に、
それまではその都度、どの漢字が適切かを考えて表現するようにしていました。
けれども、次第に違和感を覚えるようになったのです。

そうなのです、
「おもう」に当てはまる漢字を一つに絞れないのです。

当たり前かもしれませんが、「おもう」という言葉には、その人の色々な感情が含まれているとおもいます。
もちろん、単純に表現できるときもありますが、渾然一体とした、なんとも複雑な相反するような気持ちが含まれているときもあるのではないかとおもいます。

そのためか、「おもう」をひらがなで表現することの方が、自分の中でしっくりきます。

本当を言うと、「おもう」に限らず、すべてをひらがなで表現したいときもありますが、
決して、作文の文字数を稼ぐためではありません、笑。

今回は、この様なとりとめのない文章になってしまってしまいましたが、
ただこれからも、この「おもう」を通して、色々な方々の「おもい」を想像し、受け止め、
その想像力が、少しでも周りの大切なひとたちに寄り添える力になれば、とおもいます。

(ペンネーム/あんこ山)